日常

良かった出来事と悪かった出来事と感情

新すばらしきこのせかい

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と言うわけで取り敢えずトロコンまでは辿り着いたので少しだけまとめようかと…ここまでかかった時間は多分100時間ぐらいです。やり始めてから1ヶ月弱くらいかかりましたね。割と遊びました。

 

前作からは14年振りの新作です。新作と言っても2作目ですけど。待ち望んでましたね。アニメ化!新作ゲーム化!!とどこにそんな金と需要があるんだと思いながら見てました。一部のコアな需要が大きすぎますからね。多分ですけどFFやキンハとかに比べちゃうと知名度が無さすぎますし。

 

まぁそんなことは良くて、とにかく新作が嬉しすぎました。14年前ですよ。当時何歳だよって感じです。あのDSの機能を余すことなく使ったゲームをどう新作で出してくるのか凄い気になりましたし、前作の続きなのかな、パラレルなのかなってのも気になりますし。近年稀に見るワクワクでした。

 

 

ネタバレは無しで、思った事をつらつらと。

 

・ファーストトレーラー

この時点で前作と繋がりがあるっぽいなってことは色々わかりましたね。なんと言ってもゼタ様がいることですよ。なんでいるんだよお前!って感じですし。あとはウヅキとかカリヤとか、前作から続投のキャラが何人か出ました。

でも、なんかウヅキ若そうに見えるし無印より前の話かな…?って思ってたらスマホが出てきたのでやっぱり続編かなって。無印は携帯電話ですからね。ガラケーってやつです。時代を感じますよね。

 

渋谷の街が立体的になってます。これ知ってる状態で渋谷聖地巡礼したら楽しいんだろうな…って。すごい臨場感溢れてました。

 

そして新キャラ……?ツグミです。実は、実はファイナルリミックスでもちょこっと登場してるのですがなんの出番もなく、名前も出ず、完全に謎でした。今回は活躍するのかな。

 

そしてナギの『トップならゲームを抜けられる』発言、めちゃ重要ですよね。無印は(7日間生き残る]でしたがトップということはチーム同士で争ったりするのでしょうか。なかなか面白そうだなって。

 

・セカンドトレーラー

各チームのメンバーと声優さんが発表されました。やっぱり今回はチームで争うみたいですね。キャラが豊富で良いですね。

 

そしてココ含む[渋谷死神]、シイバ率いる[新宿死神]。この単語は初めて出てきましたよね。ってか新宿ってなんだよ!みたいな。今回の物語に深く関わってきそうです。ゲームマスターがシイバって事は今の渋谷の死神ゲームは新宿のものなのかな…って。推測が捗ります。

 

今作のキーアクションっぽい[リスタート]も出てきました。時間を戻せるみたいです。なかなかチートですよね。異世界に転生したような強さを誇りそうです。

 

そして出てきた[ネク]の名前、最後のシーンのフードの男、これはやっぱり出てくるぞ……って。どんな形かは分かりませんが前作との繋がりはありそうです。成長したネクが見られるかもしれない……そして何気に一番気になってたのが「シキの本来の姿」が初めて公開されるかもな…って。

 

発売日は7/27。試験の1ヶ月前でした。流石に買うと遊んでしまうので試験終わるまでは保留に。ネタバレを踏まないように努力しようと思いました。

 

・ファイナルトレーラー

戦闘シーンが多かったですね。敵死神との戦いとか人間のススキチとの戦いとか。ってか前作とか触ってればススキチこれもう……って察するのですが黙っておきました。あとはピグの続投とか、クソでかいニャンたんとか。キャラの能力、ご飯でのステータスアップなどシステム面の紹介も多かったですね。

 

明かされる今回の死神ゲームの詳細。チーム戦である事、7日間で1位になればなんでも願いが叶うということ。やはりチームで協力というよりは蹴落とし合いになりそうです。実際に裏切りの描写もありましたし。ドロドロしてます。

 

そのほかツグミとかショウカとか、今思えばそこまで出しちゃうの!?みたいな内容が多かったですね。いや本当に多かった。黒幕すら分かっちゃうじゃんみたいな。今思えばですけどね。当時はそうなるのかな〜程度に思ってたけど。

 

 

 

◎遊んで見みて

実際に触ったのは8月末からでした。発売から1ヶ月経ったくらいです。ちなみにPS4 verです。

ネタバレを避けようとしてたのですが、そもそも身の回りにやってる人が誰もいなかったので基本的に情報は入ってきませんでした。

 

・システム面

まず気になったのがバトルシステムです。

自分が見落としてたらあれなんですけどバトルの時の操作方法とかってどこにも情報なかったですよね。あったのかな…

今作ではバッジごとにボタンが割り振られていて、対応するボタンを押すことで技が出るようになってます。△は乱舞系、□は球系、R1R2は溜技系…みたいな。これはDSの良さを進化した形で良いなって思いました。序盤はキャラごとに割り振れるボタンが1つのみなので皆違うボタンで技を出す形になるのですが、物語が進むと同じボタンのバッジを装備できるようになるので、1つのボタンで2人以上が攻撃!ってのも可能になります。

シンクロシステムも健在で、技ことにシンクロが発生する条件が決まっており、条件を満たした状態で他の技を当てるとシンクロ率が上がります。なので闇雲にボタンを連打してるとなかなかシンクロ率は貯まりません。△で乱舞が終わってシンクロが出たら次に□で球攻撃当てて率を上げる…みたいなことを常に考える必要があります。ここら辺がテクニカルポイントですね。

ただ、割と何も考えなくてもボタンガチャガチャしててもなんとかなったりします。シンクロ率もなんやかんなで貯まって、気づいたら100%になったりとかザラにあります。なのでそこまで気にしなくてもいいかもしれませんね。ただこれが通用するのは中盤ら辺ぐらいまでかもしれませんが…

 

次にマップです。もうめちゃくちゃリアルになりましたよね。立体的になってさらに渋谷の街並みがはっきりと分かるように。そして前作で許可が取れなかった(?)のか、名称がアレンジされてた場所とかも正式名称になったりもしてました。104は104のままでしたね。

今回みたいによりリアルになったことで実際に渋谷に行った時も場所が想像しやすいな…って。前にハチ公前で待ち合わせした時の場所とかも確かこんな感じだったな…!ってなりましたし。次行く時が楽しみです。

気になる点としては、モブキャラの表情がないので少し怖いです。会話パートとかでは全然気にならないのですが、移動中はメインキャラ以外はほぼポリゴンが動いてるみたいになってます。個人的にですが割と怖いです。作りが粗いってのもありますし、なんかPS2時代のポリゴンを彷彿とさせるような何かがあります。でもそんなには気にならないです。

 

ストーリーですが、やはり濃厚でした。そもそもなんで死神ゲームに参加してるのか、死神の目的はなんなのか、協力者は誰なのか…物語を進めていくにつれて少しずつ判明していったり、推測ができたり。匂わせが非常に多いです。こうなのかな…?こうなるんだろうなぁ…と思わせつつのそうなのか!?って場面がめっちゃあります。要するにどんでん返しが多いです。理不尽な部分もあります。それも踏まえての今作の[死神ゲーム]なんですけどね。

 

前作とのつながりとして、言ってしまえば今作は前作の3年後のお話となってます。過去の死神ゲームでは伝説のなっている[ネク]という人物だったり、ウヅキやカリヤもいるし。どうやら継続して死神ゲームは行われているみたいです。でも今までとは死神側の目的が何か違うんですね。前作ではコンポーザーと死神側の渋谷存続をかけた争いでした。今回は…?

トレーラーでも出てきたフードの人も気になりますよね。すごいあれが[ネク]っぽい気はしますけどね。どうなんでしょうね。

前作とのつながりはありますが、未プレイでもゲームは楽しめます。要所要所で用語の解説が出ますし、繋がりがあると言ってもそこまで深いわけでもありません。ただ、前作をやっていると色々と感動ポイントが多いです。ですのでやっておくに越したことはないです。アニメを観るだけでも結構違うかもしれません。アマプラとかで観られます。ほんと、最後の場面とかずっとうお〜!ってなりますので。

 

システム面に関して、途中で気になるなぁって思ったポイントが段々と物語が進んでいくにつれて快適になっていきます。

例えば、売るとお金になるバッジを手に入れたら自動で換金されたりとか、ダブりバッジをまとめて売る機能とか。最初からそうすれば…?とも思うのですがこれらはポイントみたいなのを使うと開放できます。

 

・キャラクター

毎度個性豊かですよね。主人公のリンドウ、クラスメイトで友人のフレット、途中からメンバーになるオタクのナギ、続投のミナミモト。初っ端から全員面白いですし、それぞれに長所、短所がありますし。その短所を補うかのように最初から持っている各自の能力があります。それがリンドウのリスタートやフレットのリマインド、ナギのダイブですね。これらがあるから彼らの死神ゲームがうまく進んでいきます。逆にこれが無かったら……?そもそもなんでこんな都合の良い能力が付与されてるのか…?なんででしょうね。

 

死神側もクセが強いですね。ゲームマスターがホストみたいだったり、普通のおっさんが出てきたり、胡散臭い占い師がいたり、地雷メイクがいたり。なんだ今回の死神ゲームは…って最初は思ってました。終わってみれば皆好きになりますけどね。今作で一番好きなキャラを言うとこれもネタバレになるので控えます。なんなんだあいつ。

 

・楽曲

すばせかといえばbgmですよね。ですよね?基本的にボーカル入りのbgmで、ロック系が多いです。戦闘中にボーカル入ったら鬱陶しくない?ってなりますけど全然そんなことはなく、むしろ戦闘にマッチして爽快感が増します。

前作からのリミックスもあり、聴き慣れたあの楽曲がアレンジされて復活したりもしてます。そして新曲もたくさん。めっちゃいい曲揃いです。

 

 

たいしたこと言ってませんけどこんな感じがする。ここからはちょっとした問題点。

 

・ロード時間

エリア移動ごとにロードを挟みます。しかも7.8秒、長いと10秒以上かかったりします。結構気になりますね。あとは敵とのバトル前にも10秒ほど、連戦するとなると試合の間にも5秒ほどのロード。テンポが結構悪いです。

システム上、エリアを行き来したり敵とのバトルが多くなるので避けられないですね。ps4 proでこれならSwitchとかどうなんだろう…って思ったり。

 

・おつかい

基本的にここに行け、あれを持ってこい、こいつを倒せの連続です。RPGなのでそんなもんかもしれませんが。もう少し冒険要素があっても良かったなとは思います。その分ストーリーで補っていますが。

詳しくは書きませんが特にスクランブルバトルは苦行でした。あんな日数埋めみたいなイベントを3日も使われるのはちょっとな…って。

 

・ミニマップが固定

常に左下にミニマップがあるのですがこれがずっと固定です。フィールドで東西南北に移動してもミニマップでは全く違う方向に進んでいて脳がバグります。慣れればいいんですけど。フィールドはしっかり視点変更されるんだからミニマップも対応できれば良かったな…って思ったり。

 

・ドロドロ展開が少ない

これは全作のネクが特殊だったからなのかもしれませんが喧嘩だったりとピリピリする感じが少なく、基本的に平和に終わります。ちょっとヒリついても寝て起きたら治ってたり。まぁこれは悪い点ではないですね。平和なのはいいことです。

 

・アナザーストーリー

いや、いいんですよ。前作のアナザーがぶっ飛びすぎてただけだと思うんですけど。今作がかなり控えめでした。メインキャラたちは特に変わらず、変わってたのは死神だけでした。ちょっと性格が飛んでたり、アホになってたり。その程度で。内容自体も至って普通で。スタッフロール流れた時に正直これで終わりかよ!とは思いました。いや、前作がおかしかったんですねあれは。

 

こんな感じです。ほとんどマイナスポイントは見当たらないくらいでした。強いて言えばロード時間かなぁって。

 

 

 

ここからはトロコンに関してのことなので少しネタバレがあったり詳しいシステム面についての話になります。

 

・大変

これが一番です。いやそりゃトロコンなんだし、収集要素強めのゲームなんだからそりゃそうでしょうよって感じですけど。

項目にバッジのコンプリートがあるのですが、敵からドロップするのは確定ではなく確率です。この確率はドロップレートと言って倍率を上げることもできるのですがいまいちよく仕様がわかってません。

例えば敵からのドロップ率が5%、ドロップレートを×100倍にした時の実際のドロップ率が不明です。ぱっと見であれば5×100で500%…?確定ドロップじゃん!とと思いますがこの程度では全然落ちません。5%ドロップならレート×1000ぐらいないと安心できないです。よくわからないですよね。レートの上げ方はチームのレベルを下げたりとかファッションで上げられます。

ラスボスとか、普通に15分とかかかるのにドロップ率が30%とかで、それを9回連続で外しましたからね。心折られそうでした。確率が絡むと本当に難しい。

 

・交換アイテム

一部のバッジはショップに並んでいて、そらを交換するには専用のバッジが必要になったりします。この専用バッジはストーリー上で手に入るものが多く、普通にやっててもある程度は集まるのですが中には特定の条件を満たしたり2周しないと集まらないものがあったりします。これかなり厄介です。交換するぞ〜!ってなって1つ足りない!どこだろうって調べて片っ端から思い当たる節をあたっていくしかないですからね。それが会話の選択肢が一つ違ったからとか、この道を通っていないからだとか、結構細かい要素が多いです。まぁトロコンなんだからそんなもん。

 

スクランブルバトル

上でも少し話したのですがこれがなかなか大変で。普通にクリアするならいいんですけどトロフィーの項目に[ポイント報酬を全て手に入れる]があります。

このイベント、敵を倒すとポイントが入ります。それを規定数貯めると報酬がもらえるのです。

そしてこのイベント、全部で3回あるのですが、1回目の最大報酬ポイントが6万、3回目が5万なのに対し、2回目が40万なのです。正気か?大体1回のバトルで上手くいって5千ポイントぐらい稼げるのですが、単純計算で80戦かかります。頭おかしいだろ。ミスか?って思いましたがどうやら仕様です。かなりキツかったこれ。

 

・バカ強いアナザーストーリーのボス

図鑑埋めをするにあたって、敵を倒す必要があるのですがアナザーストーリーの一部ボスがマジで信じられないくらい強いです。ラスボスより全然強い。食らったら即死、全方位攻撃で即死、フレーム回避必須でミスったら即死。辛いです。ガチガチの装備で固めても即死です。単にプレイスキルがないって言われてしまえばそれまでですけど…でも戦闘bgmがカッコいいので許せました。特にグルースカンタスのSCRAMBLE。

 

 

 

 

こんな感じです。総合的に見れば非常に良作だったなって。システム、ストーリー、全部含めて。できれば発売日からやりたかったです。

まだまだ言いたいことたくさんあるんですかもネタバレになるのであんまりな…ってことで控えます。スワロウさんとかシキとかシークレットレポートとか…書けたら書きますね。